ヘーゼルナッツ、完結!!
とうとうヘーゼルナッツの最終段階へたどり着きました。
乾燥させたヘーゼルナッツを袋に詰め、ヘーゼルナッツの買い取りを行っている会社へ行ってきました。

オルドには他にも何箇所かこういう場所があるみたいです。
まず、持っていった袋の重さを量ります。

その後、一つ一つの袋から両手いっぱいのヘーゼルナッツを取り出し、適当にかき集めた分を台にのせます。
その中からさらに適当に選んだヘーゼルナッツを天秤にのせ、きっちり150gにします。

150gになった殻付きヘーゼルナッツ。

どうしてこのようにするかと言うと、この殻つきのヘーゼルナッツから殻をとった裸のヘーゼルナッツの重さで価値が決まるんだそう

なるほど~



50g~51gは「普通」、52gは「良い」、53~54gは「大変良い」なんだそう。
さらに57~58gまでなると、それはそれは「超~~イイ!」ヘーゼルナッツとなり最高級品なんだそうです。ここまでくるとヘーゼルナッツの木の手入れや土の管理なんかが大変なんでしょうけど、ちょっと見てみたい気がします。
後は、価値が決まったヘーゼルナッツをその時のレート(今はキロ6TL)で買い取ってもらう形になりますが、価値が高ければそれよりも高く買い取ってもらえます。その日に持っていった分だけのお金を受け取ることもできますし、レートが高くなったときに売ることもできる(ヘーゼルナッツはその会社に貯金の様に置いておく)のでまるで『ヘーゼルナッツの銀行』のようです。
なかなかいいシステムですね~♪
こんな風にして収穫したヘーゼルナッツが買い取られ、市場へと流れていくんですね。ここからおそらくお菓子会社が買い取ってチョコに入れたり、ケーキ屋さんのケーキ・バクラバなんかに使われていくんでしょう、きっと。そして日本へも流れて行き、うちらがコンビニなんかでヘーゼルナッツ入りのチョコを買うときはもしかしたらそれはトルコのオルド産なのかもしれないと思うと、遠く離れた異国の地トルコが身近に感じますね!
なかなか面白い社会科見学が出来ました。
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