一晩で小川
ちょっと前にオルドとギレスンに大雨注意報が出てましたが、本当にすごい雨が降りました。どこだったかのニュースでは‘一晩で1カ月分の雨’と報道。確かにそれぐらい降ったかもと思わせるほどでした。
我が山ボズテペでも半端なく降ったわけですが、以前から険しかった山道がまた一段と険しさを増しました。
砂利道に小川が。

これだけ見たら、せせらぎが聞こえてきそうです。

ちょうどこの日はaskımが休み(彼の休みの日はいつも雨が降っている気が・・・。雨男か?)。
前からこの日は買い物をすると決めていたので雨がやんだのを見計らって今だ!と飛び出しました。が、車を走らせると前から車が来て「こっちは通れないぞ!行き止まりだ!」と。何個かあるうちの山道が封鎖されてました。
いつも使わない道を下りていくとなんとか走れるものの、至る所に小川・滝・土砂崩れが発生しるし、もともとガードレールなんてものはなく、ザーザー音を立てて道を横切って大きな滝のように下に水が流れているので証拠写真を撮るにも「ここで止まったらうちら死ぬかも」と脳裏をよぎったので断念しました。
やっと街へと続く道路についたーと思ったら、道路に続きがなく・・・陥没。
運よくドルムシュのパークがあったので違う道から街へ行くことが出来ました。それから家に帰ると停電・・・。
次の日の夜回復しましたが、冷凍庫の物はほとんどが溶けだし、床が水浸しになる始末(汗)。ヘーゼルナッツの収穫で家の仕事がたまってきているのに、さらなる追い打ちで仕事が増えます

その日はロウソクで一晩を過ごし、TVもラジオもPCもなかったので久しぶりに自分の時間がもてる~♪と思ってロウソクの火で読書に励んでいたわけですが、急にロウソクの灯が小さくなったのをみて、あれ?と思って別の部屋に行って確認すると普通に燃えてる・・・。その時学生時代に習った理科の実験(酸素がないとロウソクの火は自然と消える)を思い出しました。
危うく一酸化炭素中毒になるところでした。その時、アンネも横で寝ていたので気づかず・・・(汗)。ロウソクの火も危ないですね


今日のニュースでオルドの被害状況を報道していましたが、なんと6日間も停電の地域があるらしい!!家の冷凍庫を横目に同情しました

この為、日本で言う赤十字のような存在のトルコバージョン『sosyal yardımlaşma derneği(社会福祉協会的な?)』がテントなどの物資を支給していました。
早く復興することを祈るばかりです。
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