ブドウの葉とユフカ
askimの仕事が朝7時半からになって朝ご飯を作るのに早起きをするようになり、ずいぶんと一日の時間が長くなりました。
時間もたっぷりとあるので、新しく出たブドウの葉っぱをドルマ用に摘んで容器に保存する作業をしました。
その前に朝の仕事を終えたババの今日の収穫。

どうやら隣の山(目の前にあるけど、近そうで遠い)に兄妹が住んでいるらしく、そこからいただいて来たんだそう。甘くておいしかったんですが、たまーに白い幼虫が出てくるのでよーく注意して食べなくてはいけません。でも、黒いサクランボはブラックベリーのように赤黒い果汁がたっぷりだったのでポリフェノールが豊富そう。
ドルマに使うブドウの葉っぱは、新しく出た柔らかい葉しか使わないんだそう。ブドウの蔓先から数えて3つ目4つ目までの葉っぱを摘みます。
新鮮な葉っぱたち。

いっぱい摘みました。
これを7~10枚の束にして鍋の底へ敷き詰め、その上から葉っぱ上ひたひたになるまで水を入れます。後は茎が爪で切れるぐらいの柔らかさになったらゆっくりお湯を捨て、冷たい水へ束ごと浸します。

冷めたら保存用の容器へ7~10枚の束ごと底から敷き詰め、最後に塩水(ちょっとしょっぱいかなーぐらい)を容器いっぱいに詰めるだけ(葉っぱの間に溜まった空気を抜きながらやる。じゃないとそこから腐ってくるらしい)。
その後、ジェラルおじさんの家に遊びに行きました。その途中ヘーゼルナッツ畑を横切ったんですが、雨水が溜まって水がはけた後空洞になった穴へ転落。。。ヘーゼルナッツ畑には結構あるんだとか。おNEWのジーンズが台無しです(涙)。
ジェラルおじさんのお母さんの犬。

そういえばこの犬、どこかで見たような??気がしたのでババに聞いてみると、いつも車に向かって吠えている犬なんだとか。確かに車で家に向かう途中、必ず犬が車の至近距離まで来て吠えていましたが、まさかこんなに温厚そうな犬が吠えていたとは!
初対面のうちとも遊べるほど人懐っこいので、車だけに向かっていくのかな?(いや、そういえばaskimがバイクに乗ってるときも吠えてくるから人を見てる(笑)??)
ジェラルおじさんとババは仕事があったので、うちとジェラル婦人とご近所へ。
ユフカを作っていました。

小さなちゃぶ台(違うか)の上で生地を紙ぐらいのペラペラになるまで伸ばしていきます。
この生地も手作り。小麦粉・塩・水だけで作ったシンプルなもの。卵を入れるともっとリッチな味になるらしい。終ったかと思ったら、また奥からタライいっぱいに入った生地を持ってきたのでびっくり!(小麦粉の袋も業務用っぽくて25kgと書いてあって、いくらか聞くと「35TL(3500円ぐらい)」だそう。安!)「売るために作ってるんですか?」と聞くと「ラマダンの食事のため」だそうな。
ラマダンまであと1カ月。カウントダウンが始まっている気がしてきました(汗)。
後は熱く熱した鉄板で軽く焼いたら出来上がり。
出来たてのユフカにバターを塗って食べさせてもらったんですが、これがまた美味しい♪

トルコ妻になるべく、また一つ勉強になりました。
でも、ユフカの生地作りはできたとしても、紙のように薄く伸ばすことは不可能に近いのでまだまだトルコ妻への道は遠そうです。。。
スポンサーサイト