キノコ採り その②
ババが仕事のついでに(?)キノコを採ってきてくれるし、意外とトルコのキノコの種類が豊富なのでご紹介したいと思います。
まずは『Dag mantar(ダー・マンタル)』。最近パザールでよく見かけるキノコ。オルドでは通称「ダー・キルミット(山キノコ)」と呼ばれているやつらしいです。うちはこんなに硬く頑丈なキノコを見たことがありません。洗う前のキノコにはよく枯れ葉や土がへばり付いていてなかなか取れませんが、このキノコの場合ナイフで削り落すことができるぐらい丈夫です。
ババが採ってきた最大のダー・キルミット↓。

後ろから見ても迫力があります(笑)。

このキノコは切り口から白い液体が出てきて、そのまま調理しては「苦い」ので、塩水にしばらく浸けておいて絞ってから調理します。まだ液体がキノコ中に残っていると調理後切り口が緑色になるのでちょっと気直悪いです。でも、苦くても食べられるキノコです。
こちらは『Fındık mantar(フンドゥク・マンタル)』。これがヘーゼルナッツの木の下に出来るキノコです。

お次は、『Tavuk mantar(タウック・マンタル)』。訳すと「鶏キノコ」になってしまうこのキノコ。触感が鶏肉に似ているからそういうらしいですが、味はキノコです。

最後は『Gelin parmag(ゲリン・パルマー)』。「お嫁さんの指」と呼ばれているキノコです。

確かに人の指に似てなくもないけども、細くてか細い感じが女性の指っぽいのかな??洗うときポロポロ崩れてきて大変でした。
と、いろいろ種類がありますが、どれも美味しいです。我が家での調理法は「玉ねぎと一緒に炒める」という方法しか聞きませんでしたが、うちは野菜炒めなんかに入れて食卓へ出しています(塩・油の入っていない日本のご飯はうちとaskimしか食べないので、秘かに炊き込みごはんに入れたいと狙っています)。中でもうちは、一番上の『ダー・キルミット(山キノコ)』のコリコリした触感が気に入りました。後は、『タウック・キルミット(鶏キノコ)』。これも美味です

収穫時期は、日本で言う梅雨明け頃かも。トルコで言ったら6月下旬~7月上旬。ちょうど今が旬なんです。ババが言うにはまだまだ小さいのが出てきていたというので、これからも山の食材が食べられそうです♪
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