トルコ的結婚式
この間、親戚の結婚式へ行ってきました。トルコの結婚式ってどんな感じなのか。気になる人も多いと思います。トルコに来てからというもの親戚の結婚式やら友達の結婚式やらで数えると4~5回は出席していたことが発覚。6ヵ月の間に。多いよねー。特に6月はラッシュだから集中しています。
まずトルコの結婚式(オルドについて)ですが、
その① 時間通りに始まりません。というか時間通りに人が集まりません。みんな始まるのが遅れることを予想して遅れて来るのか、集まらないから式を始めないのかよくわかりません。
その② 誰が出席しても良いことにビックリ。確かに式場の扉は開けっぱなしだし、誰でも出入りできる状態になっています。
その③ 料理は出ません。出るとしたら披露宴前日の『クナゲジェスィ』で新婦の実家での食事(来たお客さん全員に振る舞われます。その後はダンス。)。披露宴ではカット終了後のウェディングケーキ(上が偽物でお互いに食べ合う一番下のケーキだけが本物の時もあります)と果物のジュースが一緒に配られます。(ただその場にいた人にしか配給されません。人数分というわけではないみたいですね。)何も出ない結婚式もありますので、近くの売店でお菓子や飲み物を買います。持参もありです。
その④ ご祝儀をみんなの前で読み上げる。新郎新婦へ金貨や金のブレスレット、ネックレス、お金等が親戚やその友達から送られます。それを親戚の名前を良く知っている人(封筒に名前が書いてある場合もありますが)がマイクを使って「誰々さんから金のブレスレット」とか「誰々さんから○○○TL」とそれぞれのご祝儀を読み上げます。
その⑤ 後はダンス、ダンス、ダンス。ひたすら踊ります。
うちが行った結婚式はこのような感じでしたが、ホテルでやる場合もありますし、結婚式専用のサロン、村で行う場合もあるそうです(これは昔の話かも)。もちろん食事が出る場合もあるようです。でも人が時間通りに集まらないここトルコでは食事を出すのは難しそうですが、できればうちらの結婚式は食事付きにしたいと秘かに考えています(うちだけ)。
てな訳で、新郎新婦が出てくるまで時間があるので写真撮影♪現在20時過ぎ。(本当は式開始19時半)
ガラガラです。

親戚の子とアンネと。

ガヤガヤ、わいわいしていると音楽が流れ、新郎新婦のご来場。2人だけで軽くダンスをした後、席につきます。なんとここで『ニキャー(法的な結婚。婚姻届にサインする感じです。)』をするという。うちは少ない結婚披露宴経験で初めて見ました。

本当であれば3つの儀式(1つ目『ニキャー(法的な結婚)』、二つ目『クナゲジェスィ(花嫁の手にヘナをつける儀式。清めの意味があるのかも。)』、三つ目『ドゥーン(披露宴)』)を3日に分けてやるらしいんですが、そのなかの1つ目と三つ目を同時にやってました。
司会進行役の人と立会人2人を前に契約書へサインします。

無事サインを見とどけた後は、ダンスタイム♪披露宴ではダンスが大半を占めます。最初は男女で踊るようなメローな曲。トルコでは生演奏が普通。音楽番組じゃないのにTVでさえバンドが生演奏してますから。
askimと踊ってます。

その後はトルコの民族音楽が大半を占めます。トルコ人は子供の頃から踊っているおなじみの曲ばかりらしくみんな踊れます。しかも同じステップで。
テンポの速いトルコの音楽は覚えるときっと楽しく踊れるんだろうなーと思いますが、まだまだトルコ初心者のうちにはムリです。今度トルコ人の友達に教えてもらいたいと思います。
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