チャンバシの町をくる~りと散歩していると、アンネが「この草、食べれるのよ。」と言って下に生えている草をむしゃむしゃ食べ始めました。「てか、雑草・・・?」と思いましたが、食べてみると意外や意外、エリッキ(スモモ)の味がして美味しかったです。サラダとかに入ってたら美味しいかも。
名前は不明。

「寒~い!」と言って(口実?)、暖をとるためお肉屋さんに入り、キョフテを買うことに。
なんでもチャンバシは羊の肉や牛肉など新鮮なお肉が手に入るのでおいしいと有名なんだとか。(でも、牛肉のキョフテを頼んだのにお店のお兄ちゃんが間違って羊のキョフテを包んでしまったので、家で焼いて家族みんなビックリ!普通の肉はジンギスカンみたいな感じで美味しいのに、キョフテになった瞬間、匂います・・・。この匂いが好きな方は是非「羊のキョフテ」をご堪能ください。)

帰り道では家から持ってきた空の容器に山の天然水を詰める作業♪
結構こういうタダでいただける自然の恵みって大好きです
。『bağırtan çeşmesi(バールタン・チェシュメシ)』という場所で、本当に冷たくて美味しい軟水でした。

石で出来た椅子とテーブルがあり、天気が良ければここでくつろげるようになってます。
ちなみに写っているのは親戚のお兄ちゃん。

チャンバシに行く途中で即売していたのを見かけたアンネは「見かけたら寄ってちょうだい。パンジャルを買うわ!」。パンジャルとは別名『カラ・ラハナ(黒キャベツ)』といい、日本語にすると『ケール』になるみたいです。青汁とかに入っているらしい。パンジャルというのはオルド訛りです。
ちなみに『ベヤーズ・ラハナ(白キャベツ)』は日本で言う普通のキャベツ。こちらの黒海地方ではパンジャルがメジャー。
こんなところでお客はくるのか?というような場所でやってました。

看板なんて無し。屋根すらありません(笑)。
でもこういうところの方が自分たちで作った新鮮な野菜を安く売っているのでいいんです
。
これ、パンジャル↓。一束、1リラ。

他にもレタス・ニンジンなんかも全部、一束1リラ!安い!!
いろいろとおまけをしてくれてそれでも1リラというので、アンネが「ありがとう」と言って2リラ渡したら、「なんなの、これ?じゃ、これもおまけするわ!!」と言ってさらにレタスをもらっちゃいました
。こんなんで儲けはでるのか!?おばちゃん!!(でも、ありがと
。家に帰ってパンジャルはさっそくトゥルシュになりました
)

そして、何箇所かある水場のうちの一つ『Gıligıli(グリグリ)』。名前もかわいくて覚えやすいですね~♪ぐりぐり~~~♪♪

でもこの日は黒海地方で大雨。ここの水には雨の影響で色がついてました。山らしくうっすらミドリ(笑)。香りもちょっと青臭かったです。チャンバシ近くの上の水場『bağırtan çeşmesi(バールタン・チェシュメシ)』は雨が降っても色もなく全くクセがないお水でした。
トルコの水道水には「石灰」が含まれているのでヤカンとかでお湯を沸かすと内側に白く後が残るんですが、この山の水はいくら沸騰させても(同じ水を何回やっても)後が残らないという、本当に澄みきっている水でした。標高も高いのでお水もキンキン
。極端に日が照らないので葉っぱものの野菜も柔らかく甘かったです(うちらの畑のレタスはもう大きくなりすぎで苦味が出たのでババの手によってキレイさっぱり片づけられました)。やっぱ、こういう水で育った野菜は違いますねー。
チャンバシは夏でも涼しいので夏の観光スポットには最適です♪
ちなみに冬場はとてつもなく雪が降るらしいので、観光するなら春~夏にかけてののラマザンじゃないときがおススメ。
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一週間前のaskımの休みの日、アンネたちのヘーゼルナッツ畑の様子をみにいこうということになり、ドライブがてらアンネの村に行ってきました。
こんな雨の日に。

道路なんて川みたいに流れてます。でも車はそのままつっこみます。
askımの休みは週に一回で、収穫まで時間がないので今日しかない!とそこを強行突破。

アンネの村はヨクシュディビという村なんですが(以前『親戚の家でラマザン』で書いた村)、やっぱりうちらが住んでいる村よりはるかに標高が高いので夏でも長袖。むしろコートをはおったほうが良さそうなほど寒かったです
。昔アンネが住んでいた家にはお兄さんたちの夏用の家になっていて、アンネも懐かしそうに庭をみたり家の周りを散歩してました
。
その後、もうちょっと先にあるçambaşı(チャンバシ)というオルドでは名の知れた高原へ。
行く途中からなだらかな山々が美しいです。

ちょっと天気がよくないのが残念でしたが。

だいたい1時間ぐらいのドライブのあと、着きましたー!チャンバシ!!
チャンバシの町並み。

なんてこと無いフルンジュ(パン屋さん)なんですが、なんとなくチャンバシって書いていたので撮ってみました。

こちらは、カサップ(肉屋さん)。
お店の右下の方に「あ、犬が寝てる~。」と言ってよくみたら、上にビニールぶくろがかぶさっていてどうも不自然、、、。ババに尋ねるとどうやら解体された羊さんのようでした・・・
。さすが肉屋さん、どこまでもリアルです。

こちらは日常雑貨&お土産屋さん。

かわいい山羊のぬいぐるみが置いてありました。

ラマザンということもあって、あまり人に活気がなく元気なのは子供たちと犬、、、という感じでした(苦笑)。
チャンバシの風景。


今では家々があちこちで建ち一つの町(観光地として)となってるようですが、以前は家も少なく大自然でいっぱいだったらしいです。羊飼いたちは夏になるとこういうヤイラ(高原)へ羊や牛たちを3~4日歩いてつれてくるんだそう。冬の間はうちらの家の周りに来ていた羊たちもすっかり見なくなったので、きっとここらのどこかにいるかも?
晴れているとこんな感じらしいです。

美しいいですねーーー!
癒されます。
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