出発の日、ターミナルにて。
お婆さんと村の親戚たちにお別れの挨拶をして、うちと旦那、ババとターミナルに向かいました。
その前にお母さんの勤め先へもご挨拶。
アンネもいるのでここで合流し、ターミナルへ行く予定です。
アンネは「お腹すいてない?今日はマントゥを作ったの」と言ってご馳走してくれました。ファトマおばさんは娘さんのメルテン姉さんと一緒にそれぞれお土産を準備してくれていて、ヤルチンおじさんからはサライレというヘーゼルナッツクリームをくれました。これ、高いんですよ。。。なかなか普段は買えないクリームなだけにいただけて嬉しかったです。
バスの時間が7時で、この時もう6時。ちょうど帰宅ラッシュと重なり渋滞するのでもう行かなきゃ!とお別れをし、ターミナルへ向かいました。
想像通り、道路は混みこみ・・・。オトビュスに遅れるんじゃないかと焦りながら車の合間をスイスイ行くaskim!この日ちょうど雨も降っていて路面も濡れているので事故を起こすんじゃないかとヒヤヒヤでした

と思ったら、
あれ?
あれれ????
なんでーーーー!?と思わず言ってしまいました

そこには、アンネのお姉ちゃん(テイゼ:おばさん)とおじさん、シベル姉さん、、、
お友達のAkikoさんとその子供たち、Susanさんと息子さんのYasin、、、
仕事のはずのセルジャン、セルジャンの友達とボズテペの近所の子、、、
askimの友達、そしてファトマおばさんとヤルチンおじさん。。。
トルコに来てお世話になった人たちが集まっていてビックリ

バスの時間がくると運転手が「ブーーーー!

「○○○~~~~(←うちの名前)!!!」と大声で呼ぶ声が。。
メルテン姉さんの娘さん、デリンちゃんでした。
「これ、あなたのために書いたのよ

もう、その場で読んでいる時間はなくバスに乗らなければならなかったのでみんなにトルコ式あいさつをしてaskimと乗り込みました。
席に落ち着き、さっきの手紙を読んでみると、
そこには、
「親愛なる、○○○。あなたを愛しています。詩を書きました。」
あなたは、日本で、
私は、トルコで、
また会おうね、、、
また会おうね。。。
最後に「愛しています」という言葉で終わっていました。
と、そこへバスの窓越しにデリンちゃんのお母さん、メルテン姉さんも間に合い、窓越しでも挨拶ができました。
デリンちゃんの詩は、なんだかトルコの家族(親戚たちやトルコでお世話になった人たちも含む)の言葉を代表しているかのようで胸が熱くなりました。
弟のセルジャンも、バスの中にまで別れの挨拶をしに来てくれて、降りようとしたら扉が閉じちゃって閉じ込められたりとハプニングはあったものの、最後まで楽しませてくれる‘家族’だったのでした

お別れに涙なんてイヤだったので、バスの前でお別れした時にババに「泣かないでね!」と冗談でいうとみんな笑ってくれ、、うちがターミナルを離れるときには誰の涙も見なくて済みました。
でも後で、Akikoさんがターミナルを離れる際アンネに挨拶をしようと肩をたたくと、ガン泣きしていたと聞いたのでアンネも我慢していたんだな~と切なくなり、いつも悲しみとか切なさとか、そういう感情っていつも後からじわじわ、そしてドット押し寄せるのはなんでだろ。と、帰国して1週間を過ぎて思うのでした。
ポチっと応援していただけると嬉しいです。
↓

にほんブログ村
スポンサーサイト